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磁化率測定

全ての物質は磁石としての性質を持っており、例えば紙やプラスチックでも”反磁性”という磁石に引き寄せられない性質があります。この反磁性磁化率は非常に微小な物性値ですが、高磁場を用いることで測定が可能になります。2つの粒子が全く同じ組成であれば、粒子径に係らず体積磁化率は一定になります。そのため、体積磁化率のバラつきから、粒子間の組成分布を評価することができます。また、体積磁化率を測定することで粒子内の各成分が占める体積を知る事ができ、例えば表面修飾体積や細孔内に入り込んだ溶媒の体積などを評価することができます。

磁化率測定実績

・シリカゲル粒子表面修飾の有無とロットぶれ評価 ・カーボン粒子表面修飾修飾量と濡れ性評価 ・銀ペースト材料の表面修飾の有無と分散性評価 ・ファンデーション、フェイスパウダーのブランドによる磁化率の差 ・電極材料の表面被覆量と溶媒に対する親和性評価 ・トナー粒子表面の表面修飾の違いと結合量の評価 ・オリーブオイルの水との親和性評価 ・原薬の水への親和性評価 ・食品添加物 分散剤の安定性評価 など